風変わりな学校図書館として有名な埼玉県立飯能高校「すみっコ図書館」のコンセプトは、「どんな生徒にも必ず居場所が見つかる図書館」です。わいわい騒ぎたい子も一人になりたい子も、本が好きな子も本を読まない子でも、「必ず居場所が見つかる図書館」。
いくつものゾーンに色分けされた館内には、漫画があるのは今どき当然として、アイドルの写真集はあるわぬいぐるみはあるわ、プラレールやらこたつやらコスプレやらガチャガチャやら、学習エリアにはゲーミングチェアがズラッと並び(長時間座って集中するのに最適ですね)、ボードゲームも喫茶もできて、ハンモックまで吊るしてあります。
全てのプロデュースは学校司書の湯川康宏さん。着任以来、生徒たちとの触れ合いの中で試行錯誤を続けているうちに現在のような類を見ない図書館ができあがったのだとか。湯川さんは埼玉県立図書館や飯能市立図書館で勤められ、より利用者密着の職場を求めて高校図書館にやってこられました。そのモチベーションの高さと実行力は目を瞠るばかりです。
年間数10回の見学を受け入れ、空間づくりに留まらず、公共図書館の出張イベントなど地域との交流にも力を入れておられる湯川さんに、今の高校生の実像や「すみっコ図書館」の今後の抱負について伺います。全ての生徒に向けて開かれ、地域社会にも開かれた「すみっコ図書館」の挑戦からは、これからの学校図書館のあり方に関していくつものヒントがいただけそうです。
※お申込みいただいたみなさま全員に見逃し配信を行います。ウェビナー終了後一両日中にはアーカイブ動画配信を開始し、約1週間のあいだご視聴いただけます。
※毎月2~4回のウェビナーに参加できます。(8月は2回開催です。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日8月31日の18:00までとさせていただきます。
本の場 local knowledge アーカイブズは準備中です。
本の場 サイト内検索