3月の「本の場」ウェビナーでは鳥取県立図書館・小林隆志館長をお迎えし、5年ぶりの改定作業が進んでいる「鳥取県立図書館が目指す図書館像(第3次改定版)」の中身について、3週連続で詳しくお話を伺います。
「鳥取県立図書館が目指す図書館像(第3次改定版)」改定案では「ネットワーク ~全県で県立図書館のサービスを利用できる環境整備~」のところで、相互貸借や職員研修に留まらない、「県内のあらゆる図書館を結ぶ積極的な支援」が掲げられています。
県内市町村立図書館に対する「仕事とくらしに役立つ図書館を実現するための新たなテーマの提案と普及」や、学校図書館に対する「ふるさとキャリア教育、探究学習、ICTを活用した教育等への貢献」といったサービスの質的充実を県全体として図っていく取組み。
「日本一とも言われ」既に体制ができあがっている「全県2日以内に市町村立図書館、高等学校図書館、特別支援学校図書館、産業支援機関、県立病院図書室等に図書が届く物流システムの維持と活用促進」。
また、「【第4の柱】知の拠点としての図書館」では、既に実施されている各種商用データベースの全県一括契約に加えて、デジタルアーカイブや電子書籍サービスの導入等での市町村立との連携・協働、「市町村立図書館等他機関も利用できるプラットフォーム」を検討していくとするWebサービスの強化、等々。
市町村立や学校図書館に対して、個々のサービスの企画や内容に触れる深いところまでコミットしていこうとし、連携が相応しい取組みでは自ら積極的に手を差し伸べていく鳥取県立図書館の、凡そ国内の図書館らしからぬその姿勢は、『闘う図書館』に出てくるアメリカの州図書館局を彷彿とさせます。「本の場」鳥取県立図書館編第2週は、この生産的な関係性を耕し続けてこられたマインドや組織、日々の行動習慣について伺っていきます。
※お申込みいただいたみなさま全員に見逃し配信を行います。ウェビナー終了後一両日中にはアーカイブ動画配信を開始し、約1週間のあいだご視聴いただけます。
※毎月2~4回のウェビナーに参加できます。(3月は3回開催です。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日3月9日の18:00までとさせていただきます。
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