2022年7月今から9ヶ月前に、スタートしたばかりの「本の場」では日本三大秘境のひとつ・宮崎県椎葉村の椎葉村図書館「ぶん文Bun」を取り上げました。椎葉村がどんなところか、自治体の抱える課題と中長期計画はどんなものか、それに沿って整備運営されている「ぶん文Bun」はどんな図書館か、椎葉村のさまざまな積極的な取組みを支える地域おこし協力隊員はどんな方々か、「クリエイティブ司書」小宮山剛さんから4週間にわたって詳しくお話を伺いました。
その最終回では、ちょうど着任直前だった「飛び出す司書」長谷川涼子さんにもゲスト出演いただき、村内全域に図書館サービス網を拡張しようという意欲的な計画もお話しいただきました。長谷川さんのその後の奮闘ぶりをまた一度お聴きしたいなと思っていた矢先、新年度を迎えた「ぶん文Bun」では、今度は「時おこす司書」なる新たなポジションを設けて地域おこし協力隊員1名を配置されたという耳寄り情報をキャッチしました。
「司書」が「時」を「おこす」??
これは一度小宮山さんと長谷川さん、それからぜひ「時おこす」ご本人にもお話を伺わねば、と考えたのが今回の【定点観測】企画です。
日本中の多くの自治体において、人件費を中心とした図書館の運営予算はさまざまなかたちで削られていく一方です。その中で椎葉村のこの状況には目を瞠る、と言うか一種異様なものを感じます。
自治体と一体となって運営されている図書館とはいえ、自治体側は図書館の活動・実績をどのように捉え、さらにどんな成果が期待できると見込んでおられるのでしょうか。「飛び出す司書」長谷川さんのここまでの手応えは? そして「時おこす司書」のミッションとは?? 応募されたのはいったいどのような方???
地域の実情に即した図書館運営の継続性・安定性とレベルアップ、それを保障するスタッフのスキルアップが、地域おこし協力隊という時限的な制度をうまく活用することによって椎葉村という特殊な地域でどのように果たされようとしているのか。当事者のみなさんからじっくりお話を伺います。
※4月の「本の場」ウェビナーは単発企画2回の開催となります。
※お申込みいただいたみなさま全員に見逃し配信を行います。ウェビナー終了後一両日中にはアーカイブ動画配信を開始し、約1週間のあいだご視聴いただけます。
※毎月2~4回のウェビナーに参加できます。(4月は2回開催です。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日4月13日の18:00までとさせていただきます。
本の場 local knowledge アーカイブズは準備中です。
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