国を挙げてデジタルアーカイブ社会の構築が推進されている大きな流れの中で、各地域の図書館でも、デジタル技術を活用した新しい地域情報発信の取組みが始まっています。電子書籍の導入とは次元を異にするそれらの動きに共通するのは、その地域ならではの収集・発信すべき情報がどこにあるのか、その情報発信が地域の人々に何をもたらすのか、といった地域にとってとても大切な問いかけです。
9月の「本の場」ウェビナーでは、郷土愛やシビックプライドを涵養する仕掛けとして図書館を始めとする公共施設に設置されるさまざまなデジタル装置に焦点を当てて、「デジタルで変わる図書館の地域情報発信」と題して各地の具体的な取組みをご紹介していきます。
第2週と第3週では、「新書マップ」「JIMBOU」「想-IMAGINE」「渋沢敬三アーカイブ」「文化遺産オンライン」等々、図書館、博物館、書店、地域の領域を横断して、「検索」ではなく「連想」をキーにさまざまな情報サービスを世に問われてきたNPO法人連想出版の取組みを取り上げます。まず第2週では、理事長・高野明彦さん(国立情報学研究所名誉教授)をメインスピーカーにお迎えし、連想出版のこれまでの歩みと発想の根っこについて語っていただきます。
いよいよ本格化するだろう図書館DX或いはデジタルアーカイブの進展という流れの中で、創造的で面白い目のつけどころはどの辺にありそうか、一緒に考えてみませんか。
※メインの報告は20:30頃まで、その後は質疑応答(という名の雑談)となる予定です。
※お申込みいただいた方が当日お時間に都合がつかなくなった場合には、後日動画アーカイブでオンデマンド視聴が可能です。(動画配信開始後1週間ご提供いたします)。
※毎月4回のウェビナーに参加できます。(1回あたりの参加料は195円となります。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日9月8日の18:00までとさせていただきます。
本の場 local knowledge アーカイブズは準備中です。
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