オンラインサロン「本の場」では、8月のウェビナーでウィキペディアタウンを取り上げます。より多くの方々に関心を持っていただき、ちょっとやってみたいと思っておられた図書館や地域の方々の背中を押すような、実践的な内容でお送りします。
ウィキペディアタウンは、地域と図書館、それにウィキペディアの三者がウィンウィンな関係で協力できる秀逸な構造を備えています。
ウィキペディアに地域情報を充実させ積極的に露出させていくことによる観光振興・地域おこし的な地域にとっての意義、正しい地域情報を保証するための資料提供やレファレンスといった図書館にとっての意義、ウィキペディアを編集・執筆する方法とルールを広め将来のウィキペディアンを育てるウィキペディアにとっての意義。それら3つの異なる意義が見事に重なるところが、ウィキペディアタウンの魅力です。
学校教育に取り入れた場合の複合的な効果も、要注目です。
第4週は、初回に登場いただきましたウィキペディアン・漱石の猫さんのご指導の下、ゲストに荒尾市の学芸員・野田真衣さんをお迎えして実際にウィキペディア記事を初めて編集していただきます。
6月の「本の場」にもご登場いただきました野田さんは、荒尾市文化企画課に所属され荒尾のさまざまな文化財の保存や教育普及に取り組まれており、郷土の偉人「宮崎兄弟」の研究者でもいらっしゃいます。ウィキペディアタウンの活動が荒尾市の文化施策に活かせるかも?という可能性を感じてもらえ、ご協力いただくことになりました。
ウィキペディア上の地域情報を充実させていくウィキペディアタウンの活動の素晴らしさは、ここまでの「本の場」で理念的には十二分に納得できたと思います。さて、実際に自分の地域で第一歩を踏み出すとしたら、どんな作業が発生し、どんなことに考えを巡らせる必要があって、一体どのくらい大変なのでしょう。
※実践そのものは20:30頃まで、その後は質疑応答(という名の雑談)となる予定です。
※お申込みいただいた方が当日お時間に都合がつかなくなった場合には、後日動画アーカイブでオンデマンド視聴が可能です。(動画配信開始後1週間ご提供いたします)。
※毎月4回のウェビナーに参加できます。(1回あたりの参加料は195円となります。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日8月25日の18:00までとさせていただきます。
本の場 local knowledge アーカイブズは準備中です。
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