椎葉村の村づくりの基本理念は「かえりたい『郷』で生きていく。」です。
そしてその『郷』の理想の姿を環境、経済、社会の3つの側面から表現すると、
「かえりたい『山』がここにある。」
「かえりたい『夢』をここにみる。」
「かえりたい『人』とここにいる。」
となるそうです。
村民を「逃さない」のではなく、ここで生まれ育った人に、そして他所で生まれ育った人からも、「かえりたい」と思ってもらえる村づくり。椎葉村図書館「ぶん文Bun」も、「ぶん文Bun」を含む交流拠点施設「Katerie(かてりえ)」も、そのような村づくりと完全に目線を合わせて設置運営されています。
「本の場」椎葉村編の第3週は、小宮山さんはじめUIターン当事者の方々に椎葉村での暮らしと思いを語っていただきます。地域おこし協力隊として椎葉村という見知らぬ土地・図書館という見知らぬ世界に飛び込まれた小宮山さんは、3年を経て椎葉村の正職員となり「ぶん文Bun」の運営を変わらず牽引しておられます。
図書館をつくる(変える)こと、地域を変える(つくる)ことが、図書館や地域にとって本当に必要なのだとしたら、そこで働き続け成果をあげるために、その当事者にはどんな資質やスキル、或いは思いや暮らしの変容が必要なのでしょう。
椎葉村という地域、「ぶん文Bun」という施設について語っていただいてきた「本の場」椎葉村編は、いよいよその焦点を個々人というミクロレベルに絞ってまいります。自ら椎葉村に帰りつき、自らの暮らしを自分で「開墾」する小宮山さんたちの営みに触れて、私たちは何を感じ取ることができるでしょうか。
※メインの報告は20:30頃まで、その後は質疑応答(という名の雑談)となる予定です。
※お申込みいただいた方が当日お時間に都合がつかなくなった場合には、後日動画アーカイブでオンデマンド視聴が可能です。(動画配信開始後1週間ご提供いたします)。
※毎月4回のウェビナーに参加できます。(1回あたりの参加料は195円となります。)
Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。
お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りします。
チケットの購入期限は当日7月20日の18:00までとさせていただきます。
本の場 local knowledge アーカイブズは準備中です。
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